バス、電車での旅行で行く草津温泉の旅

学生時代、若いころの旅の恥は、かき捨て、でもやっぱり恥ずかしい笑える話

草津温泉旅行で旅館までの恐怖の坂道

友人とホリデー 日帰り旅行に行った際、一日バスでの移動でもおしゃべりは尽きず、まだまだ楽しくて話し足りなかったので、次回は温泉に行こうと計画して、今年の10月中旬に草津温泉に一泊二日で旅行に行きました。草津温泉にしたのは、旅行の季節が10月中旬と決まっていた為です。紅葉が始まった頃合いの時期に、散策しながら紅葉を楽しめ、温泉でリラックス出来ることを目的として行きました。また、車ではなく電車で移動してこそ旅行!という意気込みがあり、特急列車で長野原草津口駅まで行きました。そこからバスに揺られるのも一つ、旅行らしい旅行ということで目的としていました。

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湯畑でうどんとそばをそれぞれ食べ、隣のお店で団子を買い、その隣のお店で揚げ饅頭を食べ…更にその隣のお店で焼きまんじゅうを買って食べました。完全に食い倒れツアーとなりましたが、舞茸が特産で舞茸の天ぷらはとても美味しかったです。

旅館ではフレンチのコース料理が出てきました。前菜から始まり、メインにたどり着くまでに3時間かかりました。旅館の和食などでは次々に食事が運ばれてきて、どれを食べようかと迷うようなシーンがある為、この日の料理もそのような形だと思っていたのですが、なんとフレンチのコース料理。一品食べ終わるごとに次のお皿が運ばれてくる為、かなり早い段階からお腹いっぱいになってしまいました。どの料理も美味しく、群馬産の牛肉は柔らかくもう一度食べたい味でした。朝食もフレンチで、オムライスなどのプレートと3種のパン食べ放題でした。食い倒れツアーにはもってこいの旅館を選べていたのでとても満足しています。

食い倒れツアーで散々食べて回り、温泉に関係なさそうなチョコバナナアイスまで食した後に、温泉に行きました。湯畑から旅館にたどり着くまでには、とても長い、そしてとても傾斜のある坂道をひたすら歩きました。友達は普段から運動しているので、余裕で歩いていましたが、私は数歩歩いては「休もうよ」と言って友人に笑われていました。旅館につくと、温泉が5箇所に分かれていて、各個室になっていました。私達は早速、お風呂場に向かいました。お風呂は中世風のインテリアなどが置かれていて、ミスマッチさに二人で笑いましたが、草津温泉の源泉が引かれているお風呂だった為、お湯はとても熱く水を足してもかき回しても温くならなかったです。ただ、風呂場に湯もみの板が置いてあったので、湯もみごっこで遊ぶことも出来ました。なんせお腹がいっぱいで、ぷっくりお腹が出てしまっていたのですが、それもお互い自慢し合いました。

旅館自体がなんとも言えないセンスの、田舎のおばあちゃんの家に来た、という表現が近い内装で、それだけでも笑いました。旅館というよりペンションのような雰囲気で、私達は結構好き、と言いながら旅館内を見て楽しみました。

旅館へ向かうまでの坂道は恐怖でした。連絡すれば車での送迎ありと書かれていたのですが、地図ではそこまでの傾斜はわからずに徒歩で向かったのが最大の失敗だったと思います。帰りは下りだから大丈夫、と歩きましたが、上りよりも下りの方が足腰に来てしまって帰るまでに体力を消費してしまいました。

ただ、旅館の方は非常に親切で、料理の場を仕切る方はダンディーでお茶目なおじさまでした。夜ご飯の時には薄暗くて気づきませんでしたが、朝会った時にヒゲが緑だったことに気づいて友人と小さく感心してしまいました。朝のパンも食べ放題で、お腹がいっぱいになるまでそのおじさまが勧めてくれました。最近はホテルなどに泊まることが多く、必要最低限でしか従業員の方とも関わってこなかったので、アットホームな対応に感動しました。帰りの時間が微妙で、友人は電車に乗る前にお弁当を買っていましたが自分は買わないで乗車したことを、お腹が減って鳴り出した頃に後悔しました。

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