妻と言った道後温泉での笑い話

学生時代、若いころの旅の恥は、かき捨て、でもやっぱり恥ずかしい笑える話

男女風呂の入れ替えに注意

四国の道後温泉に妻と二人で行きました、丁度季節は春先で桜が咲いていました。道後温泉は何回も行っている温泉です、行くたびに違う楽しみがあり温泉本館でのぼっちゃん風呂や、二階に上がりお茶とお菓子を食べる時の美味しさは格別です。温泉街での夕方からの浴衣を着て下駄を鳴らして散歩するのは風情があり行く前から楽しみにしていました。お土産屋、お菓子をお店でほうばりながらの買い物を妻は非常に喜んでいました。来てよかったと本当に思いました。

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温泉本館ではお湯に入り、2階に上がり浴衣を着てお茶とお菓子のサービスを受けてくつろぎました。それから温泉街を散策してお土産屋さんにより家族とか職場へのお土産をたくさん買いました。お土産はタルトとか坊ちゃん団子などです。

ホテルに帰り夕食ですが、やはり瀬戸内なのでお魚の会席でした、鯛のフルコースを頼み、刺身から焼き魚、あらい、ぞうすいとお腹いっぱい食べました。夕食後はまた温泉街を散策して近くのカフェに入り松山道後温泉の夜を満喫しました。浴衣を着た女性は綺麗に見えますね、色気があり見ていてもいいものです、若い子は特にそんな女の子を目で追っていたら妻に横からつつかれました、どこを見てんのよと女は怖いですから逆らえません。

どこの温泉地でも外国からきた観光客が大変多いです。片言の日本語で聞いてくるのでこちらも片言の英語で答えます。難しいことはノウですから簡単,相手の言うことが分ったらイエスでいいと思います。

スマホを片手に写真を撮っているので撮りましょうか?と声をかけて自分たちが相手を撮ると、お返しにこちらの写真も撮ってくれました。そこでお互いに気心が知れて、しばらく一緒に行動をしました。彼らはホテルではなくシェアハウスのような安く泊まれる所を利用して世界中を旅しているそうです。そこで色んな国のことを片言の日本語で紹介してくれて、日本に来たら日本全国の温泉を回りたいと思っていて、実現したことを話してくれました。四国ではまずは道後温泉に来て温泉情緒を見てみたいそうです。お湯の中に入る習慣がないため、最初は怖かったそうですが慣れたらこんな気持ち良い物はないと温泉に病みつきになったそうです。温泉本館に彼らともう一度入り、2階でお茶を飲んで菓子を食べてしばらくの間おしゃべりをしていました。彼らは帰国したら結婚する予定だそうで、この日本旅行で喧嘩しなければね、と笑っていました。

彼らと別れてホテルに帰り又ホテルで夜のお風呂に妻と家族風呂に入りました、久しぶりに二人で入りましたが、家族風呂はゆっくりできていいものです。妻はいつまでも外の景色を見ながら入っていました。

夕食時にお酒をしっかり飲んでお風呂に入るときにこのホテルではタイムサービスで時間がたてば男女風呂が入れ替えになるのですが、自分はそれを完全に忘れていました、そこで前入った風呂に入ろうと籠に服を脱いで中に入ったら中からキャーっと言う悲鳴が聞こえてきたのです。中の女性が慌てて前をタオルで隠して震えていました。すぐにホテルの女性従業員が駆けつけて風呂からつまみ出されました。服を着て部屋に連れて行かれホテルの保安担当者から尋問を受けました。

自分はお酒を飲んでいて風呂場が変わっていたことを忘れていたと正直に言いました、何とか誤解が取れて無罪放免でした、もし警察沙汰になっていたらえらいことになっていたことは間違いありません、妻もすぐに呼ばれて本人確認をされて妻から早とちりとか馬鹿ですみませんとか、きついことを言われてしまい、それからは頭が上がりません、温泉に行くときは入る風呂場を間違えないようにそれからは注意をしています。

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